Octa Roboticsが、新サービス「LCI認定」を開始しました

株式会社Octa Robotics(代表取締役:鍋嶌 厚太)は、同社が開発・提供する統合インターフェースサービス「LCI」を介して、ロボットが適切に建物設備と連携できることを認定する新サービス「LCI認定」を開始しました。

LCI認定を受けたロボットにはLCI認定マークが付与されます。認定のグレードと合格基準は下図の通りです。すでに3社のロボットが認定を取得しています。詳細は「LCI認定」特設サイトをご覧ください。

【LCI認定の主なメリット】

  • ユーザーのメリット

認定を受けたロボットは、事前に通信検証と動作検証に合格しているため、導入時の検証工数とトラブルを大幅に削減できます。建物設備との適合性を簡単に確認できるため、ロボットを安心して導入できます。

  • ロボットメーカー及びロボットサービス事業者のメリット

自社ロボットが建物設備と適切に連携できることを客観的に示せるため、商談や導入時の説明が円滑になります。認定を受けていない製品との差別化にもつながり、選定機会の拡大に貢献します。

【開発者向けポータルサイトの開設】

今回のLCI認定サービス開始にあわせて、Octa Roboticsは開発者向けポータルサイトを公開しました。本サイトでは、プロトコル仕様書、サンプルコード、テックブログ、FAQ等へのアクセスを提供し、LCIの利用に必要な技術情報を一元的に提供します。これにより、開発者はより柔軟かつ効率的に、LCI対応ロボットの開発を進めることができます。

【代表コメント】

今回開始したLCI認定サービスと開発者向けポータルサイトは、私たちが目指す、「ロボットがあたりまえのインフラとして利用される未来」を実現するために必須の構成要素です。

当社は今後も、建物の中で複数のロボットと人が空間と設備を共有しながら協働するRobot 3.0時代のインフラとなれるよう、LCIの普及を推進して参ります。

【今後の展開】

今後は、LCIを利用した研究開発・実験ができる拠点を各地域に整備し、開発者向けイベントやハンズオンを順次開催予定です。LCIをRobot 3.0時代のインフラとして位置付け、パートナー企業や開発者コミュニティとともに、新しいロボットの可能性を切り開いていきます。

【LCIとは】

Octa Roboticsが開発・提供している、ロボットインフラを実現するためのマルチベンダー型統合インターフェースサービスです。

同社のクラウド「Octa Link」を介して、ベンダーを問わずあらゆるロボットが、エレベーター、自動ドア、警備システム、警報システムなどの建物設備と連携できます。

さらに、複数ロボット間の協調動作、モバイル端末、業務システムとの双方向通信も可能にします。

 

Octa Roboticsは、RFA規格に基づく建物設備連携を推進するとともに、施設をさらにロボットフレンドリー化するための研究開発を行い、Octa Roboticsが目指すロボットフレンドリーな社会の早期実現に向けて貢献していきます。